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33: ディジェイヌ
2026-07-12 21:13:17 NWExZjY0(34)

「悪りぃ、とも思わねえけどよ。今のボクかなり気分最悪なんやわ。誰だか知らんけどこれ以上チョーシこくなら、解っとるか……?」
「やぁ〜だぁ〜冷たくしないでよぉ。貴方だけの私、私だけの貴方でしょ…!?」

バリバリとけたたましい音が響くと服が引き裂け、脇腹から鋏の備わったアームが展開すると軋ませながら蠢かせた。
「ねぇ、抱、い、てっ♪」
口元を軽く舐めながらアームと両腕を振りかざすとアラタも木刀を振るって弾きながら勢い良く突きを放つが、すぐにアームを交差させて防ぐ。
「ふっふっふ……ムキになってる♥」
さらり、カールをかけてセットした髪をはらいながら満足げに呟く姿を気にせずアラタが木刀を振り下ろすと軽やかに跳び、距離を取りながら鋏を構え直すとその場で一回りした勢いで再び斬りつけるように距離を詰めて腕を振り抜いた。
触手のように伸び迫る鋏の切先を木刀で逸しながら懐に潜り込んだアラタが振り絞った拳を腹に叩き込むと、大きく仰け反りながらよろめくもゆらりと踏みとどまり、すぐに反り返った首を戻すとカタカタと揺すりながら笑った。

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